ストラテジー社、BTC購入資金確保のための優先株発行を約2900億円規模に拡大：ブルームバーグ | CoinDesk JAPAN（コインデスク・ジャパン）

• ストラテジー（Strategy）社は、「STRC（ストレッチ）」優先株式の発行額を20億ドルに増額すると、ブルームバーグが報じた。
• 当初の計画では、1株あたり100ドルで500万株を発行し、総額5億ドルとする予定だった。
• 報道によると、現在の価格設定は90ドル/株と、レンジの下限となる見込みだ。

マイケル・セイラー（Michael Saylor）氏が率いる世界最大のビットコイン（BTC）保有企業であるストラテジー社は、優先株式の発行規模を20億ドル（約2900億円、1ドル＝147円換算）に拡大したと、ブルームバーグが7月24日に報じた。

これは、21日に発表された、1株あたり100ドルで500万株を発行し、総額5億ドルという当初の計画からの大幅な増額となる。

ストラテジー社が「ストレッチ」と呼ぶこの優先株STRCは、投資家に定期的な配当を支払うことを目的としており、当初の配当率は9％に設定されている。

ブルームバーグの報道によると、ストラテジー社は株式を90ドルで価格設定する見込みで、希望していた100ドルを下回る水準となる見込みだ。

ストラテジー社の普通株式は24日、ビットコイン価格が11万8000ドル付近の非常に狭いレンジで推移する中、ほぼ横ばいだった。

この最新の優先株式の発行によって、ストラテジー社はビットコインを取得するためのさらなる資金を手にする。bitcointreasuries.netによると、ストラテジー社は現在、約720億ドル相当の60万7770BTCを保有している。

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